回数は数えない⁈筋トレ時における挙上回数を数えることによる弊害

基礎知識

 コンピューター用語であるマルチタスク。
 複数の作業を同時に行うことをいいます。
 このマルチタスクには弊害があり、多くの方はマルチタスクを行うと作業効率が下がってしまう脳の構造であると研究がでています。

筋トレにおける挙上回数を数えるのはマルチタスク

 実は意識していないところで我々は筋トレ中にマルチタスクを行っています。
 それは『トレーニング中に挙上回数を数える』ことです。皆さんはトレーニング中に挙上回数を数えることでその日のコンディションや自分自身の挙上重量を確認していると思います。この際、人間の脳は「トレーニングをする」と「回数を数える」という行為を同時進行しているしているのではなく、この二つの作業をすごく速いスピードで交互に処理しています。
 このトレーニング中のマルチタスクを行っていることでトレーニングのパフォーマンスが大きく損なわれると考えています。
 ある研究ではマルチタスクはシングルタスク(単体作業)に比べて30%近く主としている課題の効率が下がっていたとされています。
 これを筋トレ時に置き換えるとセット中の追い込んでいる際に、挙上回数を数えることで脳の処理能力が追い付かず、対象筋肉への負荷をかけることが充分にできないことから本来挙がる1レップを挙げることができていないことが考えられます。
 実際に私も同じ重量を回数を数えるパターンとカメラで撮影し、トレーニング中には回数を数えるパターンで試してみましたが、後者の方がカメラで確認したところ挙上回数が多いという結果が出ていました。

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最大の挙上重量を求める

 これまで挙上回数を数えることでトレーニング中にマルチタスクを行ってしまっているということを説明していましたが、ではどうやって挙上回数を数えずに自分自身の成長を確認したり、トレーニングパフォーマンスをあげられるのか?
 それは最大挙上重量(1RM)を求めることです。
 最大挙上重量(1RM)とは文字通り1回だけ挙がる最大の重量のことを言います。
 この最大挙上重量(1RM)を求めて筋肥大・筋力強化ができる8レップから12レップ挙がる重量を計算し、その重量で回数を数えずに集中して限界まで対象筋肉に負荷をかけることでパフォーマンスの質を落とさずにすることができます。

重量の決定法

 最大挙上重量(1RM)の求め方には直接法と間接法があります。この方法についてはまた別の記事で説明します。
 最大挙上重量(1RM)が求められれば下のグラフから最大挙上重量(1RM)を落とし込んでください。

100%1回
95%2回
93%3回
90%4回
87%5回
85%6回
83%7回
80%8回
77%9回
75%10回
70%11回
67%12回
65%13回
1RMからの重量および回数決定法

注意点

 前項で回数の求め方を紹介しましたが、注意点としては必ず一定のリズムでトレーニングフォームを崩すことなく反復動作できる重量で回数を数えてください。回数を数えるのはトレーニングパートナーや動画を撮影したりしてその計算をしている際は必ずトレーニングに集中してください。

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